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55章:コウくんの想い (1/3)

55章:コウくんの想い


コウくんにまた結果を連絡すると約束し、家へ帰った。
そしてユイに連絡をした。

[仕事終わったらすぐキミカんち行くね!]

お昼まで寝て薬局へ行った。
どれがいいかわからなかったけど、安くもなく高くもない値段の検査薬を購入した。


「おつかれー!キミカ体調はどう?大丈夫?」

『仕事で疲れてるのにごめんね。うん!体調は大丈夫!・・でも不安だな。』

「大丈夫!とりあえずキミカのタイミングでトイレ行っておいで?」

グダグダ先延ばしにしても結果は変わらないし、すぐにトイレへ行った。





「どうだった?」


『1分経ったら結果出てるよね?これはできてるの?よくわかんない。』


「・・キミカ!大丈夫!できてない!!」

ユイは説明書と検査薬を見比べながらそう言った。


『ほんと!?・・そっかぁ。』

「どうした??」

『ううん。ホッとしたんだけど、ホッとしてる自分も嫌だな。偽善的なんだけどね。』

「そっか。でもこれからは心配事が出ないようにしよう?」

『うん!もうあんなことしない。ユイ、ほんとありがとう!!』

「いいよっ!じゃあー、コウくんにも連絡しな?」

ユイに促され私はコウくんに、
[大丈夫だったよ。]
とメールした。

[良かった!また一緒に飲もうね!]
と返事が来た。

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全て意味のあることでした。 ©著者:☆kimi☆

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