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40章:please
久しぶりに大量に摂取したアルコールは祐也の思考能力を破滅させる。
吉田さんは既に潰れソファーに寝かされ起き上がる気配すらなかった。
社長はやはり凄い。どんなに飲んでも周りがつぶれればしっかりしなければとハイテンションのまま変わらずにいた。
祐也(ゆづきぃ〜もういっぱいだけ!)
結月(も〜だめっ!おしまいっ。)
社長(こりゃだめだな。)
村上(俺めっっちゃタイプっす
〜結月ちゃん!)
社長(あほか!人の女だぞ〜。)
村上(どうします〜?櫻木さ〜ん!)
虚ろな目をし祐也は結月を見詰めた...
祐也(俺はこいつが幸せならそれででいいっ...だから幸せになってくれ〜。)
結月(ダメだこりゃ。どうします?)
社長(そろそろ帰らせたほうがいいな。)
村上(結月ちゃん好き〜!)
社長には頭を叩かれる村上。
村上(いでっ。にひひひひ。結月ちゃんは〜?だれが好き〜?)
結月(私は櫻木 祐也が好き〜!年下に興味はございませ〜ん!)
村上(ガクッ。ふられたぁ...。)
社長(ガッハッハッハッハッ!残念だったな村上!こいつらに入る隙間はねーよっ!)
ふてくされ横になった村上は寝に入ろうとしている。
祐也は彼女の肩を引き寄せ頭をもたれ掛からせ今にも崩れてしまいそうだ。
社長(今タクシー呼ぶからな。)
結月(ありがとうございます。)
社長は席をたつと各地にあるタクシー会社に電話をしてくれた。
しかしクリスマスとあり中々繋がらず最短一時間は待つと言われてしまった。
社長(どうするかーどこもいっぱいだとよー。)
結月(クリスマスですからね。大丈夫です。連れて帰りますよ。吉田さんと僕くんどうします?)
社長(そうかー?大丈夫かー?僕くんと吉田はこのままねかせとく。一人じゃあれだから送ってくよ!)
結月(大丈夫ですよ。こんなんだけど祐也もいるし優子さんについててあげてください!)
社長(強いなー女は。)
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