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25章:father
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25章:father
祐也(最近社長、機嫌悪いっすね。)
吉田(社長は一番、櫻木を可愛がってるからな。)
祐也(えっ?そうなんすか?)
吉田(見てればわかるだろ。他の従業員たちにも優しいけど、お前は特別。普通焼きもちなんかやかないだろ?)
祐也(でも何でだろう...。)
吉田(自分の息子と重ねてるんじゃねーかな。)
祐也(息子!?息子いんすか!)
社長には祐也と同じ歳の息子がいたのだ。しかし、離婚して以来一度も会わせてもらっていない。元嫁さんは養育費ですら受け取らなかったそうだ。
吉田(昔、ふともらしたことがあったんだ。祐也の花婿姿が見たいって。あいつの花嫁と早く会いてえなってさ。普通そんなこと思わないだろ?いくら従業員でもさ。あー自分の息子のように思ってるんだなってすぐわかったよ。)
祐也( そうだったんすか...俺その辺全く知らなかったですよ。)
吉田(お前はいなかったからな。だから戻って来たとき、すげー喜んでたんだ。照れ臭いからあまり見せないだけで、本当はもっと関わりたいんじゃねーかな。)
残り少ないラーメンを間食すると祐也たちは店を出てそれぞれのダンプに乗り仕事を開始した。
父親...
祐也には無縁の存在だった。
欲しいとも思った事は無い。
父親という存在の良さやありがたみを味わった事も無いのだ。
いない事が当たり前だった自分に対しそう思ってくれてる事はとても有難い事だった。
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