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19章:parents
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19章:parents
祐也に両親はいない。
産みの母はずっとホステスをやっており、客の一人と恋仲になり自分が産まれた。
シングルマザーだった母は仕事が忙しくほとんど記憶に無い。
ただうっすら覚えている記憶...それは仕事が終わり明け方に帰ってくると時折男を連れ込んでいた事だ。
寝ていた祐也はふと目を覚まし母が帰ってきたと喜ぶのもつかの間...
変な声と物音にゆっくりと襖をあける。
知らない男と激しく口づけを交わし服を脱ぐと男に股がり奇妙な声を発する。
それが終わるのを耳をふさぎ目を瞑りただひたすら耐え続けた。
しかしそんな日はとても優しかった...
笑って ゆうくん と名前を呼ぶ声、パチンコの景品のおかしを渡してくれる。
やがて日に日に帰って来る事も少なくなり知らないおばさんが自分を迎えにきた。
その人は祐也の祖母だった。
そのアパートには何の未練も無かった。そして母にも。
田舎町に連れていかれ祖母は祐也を自分の子のように可愛いがってくれた。
戦争で亡くなった祖父の事、
産みの母の子供の頃の事、
自分が産まれ育った家の事、
色々教えてくれた。
やがて中学、高校に上がり思春期の祐也はひどく冷たい態度をとるようになった。
周りとは違う家庭環境、あたれる相手は祖母だけだった。
そんな彼女に対した孝行も出来ず今では他界してしまった...
母の行方はわからないままだ。
会いたくもない。
だが、祖母にはもう一度会って謝りたかった。
それだけが心残りだ...
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