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7章:two
ソファーに座りビールを飲む彼女を後ろから眺める。
この部屋に、この空間に自分じゃない誰かがいる光景は新鮮味に溢れていた。
結月( 荷物とか...取りに行きたいんだけど。 )
祐也( あぁ...どこにあるんだ。 )
結月(駅前のビジネスホテル。 )
坦々と会話をする彼女は感情が無く、まるで人形のようだ。
祐也( ずっとそこで生活してたのか? )
結月( 別に。 )
祐也(...。俺が取りに行ってくる。なん号室だ。)
結月(603。)
祐也(待ってろ。)
カギを握り目も合わせない彼女を部屋に残し再び家を出た。
彼女の言う事が真実ではなく帰ってきたら誰もいない。
そんなことさえあり得るこの状況に、祐也はそれでも構わないとすら思った。
そうすれば全て忘れ、出逢った事も消し去り体を売ろうとしていた事実も無くなる気がした。
寧ろそれを望んでいたのかもしれない...
祐也は彼女に言われたビジネスホテルに向かうとスタッフに適当な言い訳をし中に入れてもらった。
大手会社でもないひっそりと経営をするホテル従業員たちは、事故でも起こし人一人殺せば簡単に他人が中に入るのを許すらしい。
一様でたらめな名前と住所を書き込み彼女が3日間生活していた部屋に案内された。
狭い室内には大きめのキャリーバックと紙袋だけが整頓して置かれている...
荷物が残ってないか、見るまでも無かった。
バックの中には化粧品や服や靴が詰め込まれムダな物は一切無ない...
いったい彼女は今までどんな生活をしてきたのだろうか...
祐也は全ての荷物を詰め込むと車に乗せ足早に地下の家へと戻った。
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