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1章:新人ホスト
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入店して一ヶ月くらいすぎた時、営業後に先輩ホストに絡まれた。
「てめー、新人のくせに生意気
なんだよ?礼儀ってもんを、
知らないのか?」
俺には単なる言いがかりにしか
聞こえなかった。
「なんなんすか?あんたの客が
俺に指名がえしたのは、あん
たより俺のがよかったからで
あんたより俺のが実力がある
からだろ?かっこわりぃ(笑)」
先輩ホストが殴りかかってきたのを周りが止めた。
マジめんどくせーな、と俺は内心思いながら、先輩ホストをにらんだ。
「おめーなんかただ、オーナー
の息子だからみんな遠慮して
るだけだよ、七光りやろー」
「ってめっ!」
俺は相手を殴った。
1番言われたくないふれられたくないのが親父のこと。
ましてやあいつのおかげなんて、絶対認めたくなかった。
すると、代表がかけよってきた。
「やめろ。お前ら。」
二人でにらみ合う。
すると、代表が言った。
「瞬、頭冷やせ。一週間店に
来なくていーから。オーナー
には俺から話しておく。」
先輩ホストはニヤニヤしながら、俺をみていた。
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