夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
30章:2つの体
(1/1)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
30章:2つの体
行ってあげられなくて、
ごめんね。
私こそ泣いていて、ごめんね。
体が2つあったら
すぐに行ってあげられたのに。
癒してあげたいって
思っていたんだよ。
大丈夫?
大丈夫だよ。
その気持ちだけで充分嬉しい。
いつも、待たせてばかりで
申し訳ないよ。
俺達ゆっくり話も出来ないね。
本当に大丈夫だったの?
うん、大丈夫だよ。
あなたを苦しめたのが
辛くて泣いていたなんて
言えないよ…。
体が2つあったらいいのに。
悲しいけど、嬉しかったよ。
そろそろ
夢の時間も終わりに近いよ。
私もあなたも
夜の帳に沈んで
消えてなくなるんだよ。
向き合った時間も
幸せと感じた時間も
楽しかった時間も
少しは私、変われたかな?
少しはあなた、変われたよね。
こんなに捻くれていると
言われるのなら、
全力で素直になれば良かった。
ズルいよね?
でも、好きだったんだ。
今更ズルいよね?
あなたから逃げて。
<前へ
30 /41
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
月の見えない夜 ©著者:蝶
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.