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26章:泣いて (1/1)

26章:泣いて

私の胸に顔を埋めて
子供の様に抱き付いて…。

一瞬でいい
甘えさせて…。
俺、ダメだ…。
どうしよう…。

たまには
弱音を吐くのね。

長い髪を撫で

大丈夫。
大丈夫。

頷くあなた。

ちょっと今
不安だね…?

頑張っているけど
認めて貰えない立場だもんね。

私も一緒だからわかる。

たぶん、あなたを
好きだから
すぐわかるのかな。

泣かなくていいよ。

でも、泣きたいんだよね。

大丈夫、大丈夫。

あなたは強い子だけど
たまには素直になって
いいんだよ…。

いつも甘えてばかりの私だから
たまには
私に甘えていいよ。

辛い時
抱き締められるって
暖かいでしょ?

知ってた?

たまには
私の胸で泣いて。
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月の見えない夜 ©著者:蝶

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