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4章:白い指 (1/1)

4章:白い指

私より若々しい手
私より細く美しい指

青白く透き通る肌は

冬の澄んだ空気みたい。

触ると男の子なのに
いつも、冷たい。

寒いって言って
私の手を握る。

寒いって言って
ふざけて
私の首元を触る。

キャッ、冷たい!

イタズラ顔して
あなたは笑う。

どっちが
女の子かわからないね。

私でよければ
いつでも、暖めてあげたい。

いつでも、守ってあげたい。

私でよければ
側にいさせて欲しい。

でも、それは叶わない戯言。

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月の見えない夜 ©著者:蝶

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