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5章:何度か逝けば良い谷野君。 (2/3)


世界一頭の悪い
生きる価値の無い【谷野君】の話。

【生でやりたい】
【中に出したい】
【金払うんだから】

それは谷野君の口癖。
谷野君に早く死んで欲しい私は
真剣に御願いした事がある。
今すぐ息をする事をやめるか
心臓を破壊するか消滅するか
何でも良いから死んでくれと。

私『ほんっっとに死んでくれ』
谷『何でー?』
私『生でやりたいの先は?
 中に出したいの先は?
 妊娠したらどうすんの?』
谷『金払えば良くない?』

手元のフォークで一掻き。

谷『いってーな!』
私『で?』
谷『何すんだよ!』
私『いや、別に』
谷『何すんだよマジいてぇ』
私『そんなんで痛いのかそうか。
 金払えば良くない?イコール
 おろさせるって事だろ?
 そんなんよりいてーぞ』
谷『麻酔かけんだろ?』

更にフォークフック顎狙い。

谷『何なんだよ一体!』
私『あ?別にって言ってんべ(笑)』
谷『金払えば良いって女
 いっくらだっていんだよ!』
私『あそう』
谷『不自由ないお前と違って
 世の中には男に相手にもされない
 寂しい女が沢山いんの!
 中に出してって女も!
 生の方が良いって女も!』

こめかみ狙いでフルパンチ。

私『連れて来いよ』
谷『は?』
私『そう放つ馬鹿女連れて来いよ』
谷『今はいない』
私『じゃ探せ』
谷『いねーよ簡単には』



沢山ってゆうから(笑)
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友人はシングルマザー ©著者:みわ

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