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24章:恋する鯉(笑)
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24章:恋する鯉(笑)
「お客さんも、マスコミさん?ここから例の池までタクシー飛ばせるのは、取材でなきゃねえ。
かなりメーターでるよ。覚悟してくださいよね。
テレビのスタッフさんの、機材ないから新聞?」
自分はマスコミ関係者でもないのに、こんなに長距離走って『モネの池』へ、パリから飛んでかえってタクシーに乗っている。
アイツに逢いたい一心で…
「マスコミさんじゃないのかな」
と、ドライバーが話掛けてくる。
「マスコミ関係者も良く来るんですか?」
「最近、急にね。
なんでも例の池、睡蓮の池にいる鯉のなかに、額にちょうどハート❤︎のマークの付いてるのがいて、その鯉見つけると、恋が叶う、とまあオヤジギャグですけど(笑)」
「もう観光地になってるんですか」
「まだまだ、これで僕らタクシー屋も少しは儲けさせてもらわんと。田舎だで、何にも産業あれせんで」
こういった田舎の村にふって湧いた観光資源…それはそれで悪くはない話かも知れない。
だけど自分のなかにある田舎のイメージの残る場所は、日本では急速になくなっていないか。
しかし、そうゆう田舎に住むひとは、便利になることは歓迎だろう。
ひなびた田舎にいつまでも、変わらずに居てくれ、と言うのは都会人のegoかも知れない。
人生、ego と ego のぶつかり合い?
今、世界中で起きている テロ事件や戦争や、貧富の差や…
この世に生まれて来た自分は、いったい何ができるのか…
タクシーの中でそんなこと、気にしながらのドライブは続いたけれど、その大きな問題に、どう関わればいいのかなんて、全く分かりはしないオレだっ。
ただ流されて、死んで行く。
アイツに突然さられ、茫然として。
アルコールにでも酔い痴れたい
そんな気分のオレだった。。。
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カフェ ド パリに酔い痴れて ©著者:化狸狂頭
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