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23章:海上エアポートを後にして (1/3)

23章:海上エアポートを後にして

『ここでわたしサヨナラします。わたしの探してる女のひと、あなたの知ってる女性と同じかもわかりません。
わたし、日本まで一人できました。これからまた一人で探します。
本当の運命のひとなら、離ればなれになっても必ず会える、わたしそう信じてます』




オレは、その青年にアイツのことを詳しくは話さなかった。

それは、もしアイツのことを詳しく話して、青年がオレより先にアイツを探し出して再会を果たしてしまう、それが恐かったのかもしれない。




『わたしこれから電車、乗りますあのひととわたし、必ず会える、そう信じてます。

日本のいい伝え、何でしかね…?

確か、赤い色をした…?


『運命の赤い糸で結ばれている?』


『そう、それです。わたし信じてます。わたし、あの人と運命の赤い糸で結ばれてる、思そうます』

そう言い残すとその青年、マルメラードフと名乗った青年は空港島の中にある、鉄道の駅へと去っていった。





もし、あの青年の言うように、運命の赤い糸で結ばれているのが、オレではなくあの青年だったとしたら。。。




これ以上、考えるのは止めよう


いまはただ、アイツに再会出来る、そのことだけを信じて…

前 へ、取り敢えず前へ

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カフェ ド パリに酔い痴れて ©著者:化狸狂頭

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