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10章:Paris-それはもう、花の都ではなく (1/2)

10章:Paris-それはもう、花の都ではなく

戦場、まさにその言葉がピッタリとあてはまる。


オレが、というかオレ達ふたり、つまり、オレと例のニースで知り会った、マルメラを吸うアイツが宿泊して居る凱旋門ちかくのホテル・オテル ティルシット エトワールに籠っていても、ここ連日パトカーや救急車などのサイレンの鳴らない日はない。








☆ ☆ ☆

あっ、言い忘れてたかも知れないからいま言うけど、オレとアイツはあれからエール・フランス、俗にいうエアフラの同じ便でParisへと戻った。




それから同じホテル、ここ凱旋門ちかくのオテル ティルシット エトワールの同じ部屋、つまり308号室の客となった。


部屋が同じだけでなく、寝る時ももちろん同じベッドだ。




いわゆる『愛し合ってる』ってやつかな笑、チョット照れるけど。



しかし、外では『戦争』が始まろうとしている。


いや、もう始まっている。



そんなterroristの隣りでオレとアイツは、1日に何度もお互いに愛し、愛される。


terroristが自身の身体に爆弾を巻きつけて自爆テロを仕掛けるように、オレとアイツはお互いのカラダに心地よい爆弾を仕掛け合う。



こちらフランスのマスコミは、しきりに『KAMIKAZE ATACK』という、日本語起源の国際語を使い、このterrorを報じる。



しかし、いまのオレに興味があるのは、terroristのように爆弾を破裂させることではなく、いかにアイツと愛し合うかその事だけだ。



☆ ☆ ☆

そろそろ、アイツが目覚める時間だ。


『うう〜む。ァアー、よく寝たあぁ!』

ほら、ね(笑)
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カフェ ド パリに酔い痴れて ©著者:化狸狂頭

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