夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
2章:ハロウィンの夜に
(1/2)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
2章:ハロウィンの夜に
『なに今夜、この店オレの貸し切りなの?(笑)』
『エッ、どうして?』
『だってオレ以外、誰も客いないじゃない!』
『貸し切り、か? そうしてもいいわよ。
そのかわり、いつもの10倍のお勘定払ってよね(笑)』
『それで今夜の従業員は?』
『あたしと、バイトの美梨のふたり』
『じゃ10倍はとても無理(笑)
この店、ボッタクリに変わった訳じゃないんだろ(笑)』
『まあヒドい言いかたね(笑)』
こんな冗談をママと気軽に言い交わせるほど、この店との付き合いは長く続いていた。
しかし、ここだけでなく他のどこの店でも、この10年というもの酒を飲みはしていない。
ウーロン茶を飲むだけの酔っ払い
10年の禁酒。。。
この10年でオレは何を得て
そして何を失ったのか…?
失ったもの…10年分の若さ
得たもの、、、?
墓場へ近づいた
確かに10年近づいた
それだけは明らかな真実
けさ新しい命が産まれた。
姪が女の子を産んだ…
オレは果たしてこの世に
新しい何かを誕生させてから
墓場へ行く事が出来るのだろうか
子供を産めないこと、男だからそれは明らかだけど、じゃあ何をこの世に、この宇宙に付け加えられるのか…?
『どうしちゃったの?
急に黙り込んじゃって』
『いや、ごめん。ちょっとね……ちょっと』
『なら、いいけど』
<前へ
3 /49
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
カフェ ド パリに酔い痴れて ©著者:化狸狂頭
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.