夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
6章:口説きの五声・義理の電話番
(1/7)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
6章:口説きの五声・義理の電話番
1
不貞腐れた心境で、
三台の
電話の前に立っている深夜は、
次々と
店に入ってくる女たちを
出迎えてはホールをうかがった。
すると客席では、
女たちを優雅にもてなす
ホスト連中がいた。
彼らが
楽しそうに見えるのは
深夜自身が
接客したいという焦りの表れで
あった。
このままでは、
いつまで経っても電話番であり、
第一こんなことをやるために
ホストになったのではない。
深夜の、
目の前にある電話が鳴った。
溜息交じりに
深夜は受話器を取った。
鬱憤(うっぷん)を
相手にぶつけたために、
つい大声が出た。
「はいっ、レディースクラブ・
恋ぃ〜」
すると風祭が、
慌ててレジ内から出てきた。
驚いたような
顔で深夜を指差した。
「おい、ここは
ヤクザの事務所じゃないんだぞ」
「すいません」
深夜は一変して、
今度は静かに対応した。
「ありがとう御座います。
こ・い、でございます」
何やら
電話の相手は、
喘ぎ声を出していた。
「あっはあ〜ん、そこは駄目ぇえ
えー」
悪戯だと感じた深夜は、
電話を切ることなく
受話器を横に置いた。
この女……
一生やっとれ
という思いだった。
もう一方の電話が鳴った。
相手は男で、興奮気味に罵った。
「女性器の汁を
飯のタネにしている男のクズめ。
ホストなんて
美味しいご飯と
美しい女性を食べてさ、
高級車に
乗っていれば満足なんだろーが」
「どちら様でしょうか?」
<前へ
98 /532
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
ホストDEぶれいく ©著者:夏希ヒョウ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.