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71章:涙が溢れた (1/1)

71章:涙が溢れた

「もう泣かない」


そう決めた…はずだった


なのに我慢出来ず声をあげて泣いてしまいました


それは お仕事の不調続きの毎日に耐えかねて心が折れてしまったからです


不安の日々はかなりキツかった


『時の運の神様』は いつまで経っても私の所には舞い降りてはくれなかった


日増しに自分の心が荒んで来るのが分かる


耐えがたくて辛くて ある日の 待機終了の夜 化粧を落としながら 涙がポロポロ落ちて来た


止まらない涙


その時 私は…
「よしっ! 今夜だけは思いっきり泣こう」


そう思って 声をあげて泣きました


暫くすると 何かが吹っ切れた感じになったのを今でもよく覚えています


そうなんです
吐き出したんです


溜まってた物を


その時 悪い気も吐き出た様にも思いました

次の日 リピーターさんが久し振りに逢いに来て下さり


救われた想いでいっぱいでした


この時から 私は魔の不調の日々から抜け出る事が出来ました


お客様への感謝の気持ちは更に強くなりましたね


そして 辛い時には こっそり泣くのもいいかもしれません


でも 出来れば泣かなくて済むのが一番です

自分の心のコントロールが巧く出来る様になりたいものですね
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遅咲きの風俗デビュー ©著者:Tちゃん

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