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30章:消しゴムで消したい過去 (1/1)

30章:消しゴムで消したい過去

家で家族団らんのひとときにテレビを観てたりすると ふと!嫌な過去を思い出してしまう時がある

すると皆んな口々に
「又!嫌な事を思い出してしまった」

私は…
「消しゴムで消したい思い出だね」 と苦笑い
その時期は娘と息子が思春期の頃だった

最悪で最低な過去
どんなに月日が流れてもついて廻る過去

その頃 夫とは別居中だった

生活費は私の稼ぎのみ
未だ娘は高校生 三つ下の息子は中学年だった

保険の外交員をしていた私は 本来休みである土曜日曜までも仕事をしていた

当然!家の事など そっちのけだった

正に『ごみ屋敷』と化していた

他人も私の親ですら家の中に入れる事の出来ない散らかった部屋

普通の人は大抵!くつろげる家があるのに…
子供達は学校へ行く事でごみ屋敷から解放されてたのでは無いのか?

そして家に帰ると又!くつろげ無い気持ちになってたのだろう

私も同じだった
帰りの電車が だんだん降りる駅に近付くと気分はだだ下がり…憂うつだった

今の住まいとは真逆だ
そんな日々が暫く続いていた…ある日!

公共料金の支払いもままなら無かった為

とうとうガスの提供停止となる

『最悪』
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遅咲きの風俗デビュー ©著者:Tちゃん

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