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3章:お気に入りのリピーターさん (1/1)

3章:お気に入りのリピーターさん

お客様の年齢層はと云うと メッチャ若い方が多い

新人の頃は 我が息子と何ら変わらない位の…いや それよりもっと下も

初めは何だか複雑な思いで非常に落ち着かなかったのに

そんな気持ちもいつしか消え 半ば当たり前の様になり

むしろ 楽しむ迄になった

しかも 時々はイケメンさんに呼ばれる事もしばしば

これは超熟女の私にとって かなりの相乗効果

元々!年下大好きな私だったし

そんな若い客層になれてしまった私が 恋をした

年の差23歳

何度もリピートしてくれてく内に 恋心が芽生えてしまった

私 この時53歳になっていた

仕事柄と云う訳では無いが 未だ!女だもの
2年前に20歳年下の人と不倫だったけど その時も本気で恋してた
年上好きな彼氏

心は…ちょっと古くさいかもだけど すっかり乙女

「胸キュン」

相当 フェロモン抽出してた感あり

私の恋をしたお客様は仕事の都合で 遠くへ行ってしまった

今では 時々あるのやり取りのみになってしまった

逢いに行ってしまおうかな等と思ったりもした

逢おうと誘われた

だが 今一つ重い腰は上がらない

店の決まりは どうしても破れなかった

私を窮地から救ってくれたのだから

どうしても裏切れなかった

…て云うか 私は本当に好きだったんだろうか!?

ちょっとだけ疑問文

この辺りは 自分は大人なのだからと自分に言い聞かせた

若気の到りってものが昔はあったのに やはり50を過ぎると恋愛にだけは のろまな亀になってしまう

こんなもんだろう大抵は…ね

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遅咲きの風俗デビュー ©著者:Tちゃん

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