ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

7章:彼のキモチ (8/8)


大野さんは今の仕事が嫌いだ。

金に狂ってる女の子を見るのも、身体を売って大金稼ぐ女の子を見るのも大嫌いだった。
そして、女の子を買うお客さんのことも嫌いだった。

汚い、卑怯、クズ、ブサイク、最低、あいつらは人を蹴落とすことしか考えてない、今日仲良しでも片方が売れたら 明日からは敵になるような最低なやつら...etc

いつも酷い言葉で罵っていた。
本人には言わなかったけど。

そんな彼がどうして、幹部なんかやっているのか...。それは私にもよく分からない。

えみりには腐らないでほしい
普通の女の子でいてほしい

仕事が終わって一緒に帰るときに、いつも言っていたことば。

その度に大野さんの手を握って、私は大丈夫だよ。と答えていた。
65 /305

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

だって私のこと好きデスヨネ。 ©著者:えみりん

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.