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4章:変化
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私の問いに、大野さんは吹き出す。
「おま、えみりさぁ、俺が店の女に飲みに行こうだとか言って誘いまくってると思ってるわけ?」
少し怒った様子で大野さんは言った。
「普通はそう思うと思いますけど...。」
「信じないとおもうけど、俺はそんなことしないから。えみりは誘っちゃったけど」
ドキッ...
なんか、これって...。
この誘い、乗っていいの?
私はこの世界のことをよく知らない。だけど、大野さんなら...大丈夫だよね?
「じゃあ...二人の都合がいい時に行きましょう」
私は大野さんの誘いをOKした。
「本当に?楽しみ!ねぇ、えみり。メール送ってもいい?」
スタッフと仕事の連絡は取り合っても、個人的に連絡を取り合うことはない。
少なくとも私が知る限り...。
でも、大野さんは私と連絡を取りたがった。
私はそれもゆるした。
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だって私のこと好きデスヨネ。 ©著者:えみりん
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