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6章:勇馬と明人 (2/13)

「ただいまあ」


会社帰り、スーパーのレジ袋を片手にわたしは明人の部屋に帰る


大学3年から

明人の部屋に転がりこみ始まった同棲生活は

そろそろ2年になる


わたしは明人から毎月生活費を貰って

生活必需品を買い、ご飯を作っていた


家賃も明人もちで

生活に関してのわたしの出費は0円だった




明人はまだ帰っていない

わたしは夕ご飯を作り始めた







切り干し大根の炊き込みご飯

ナメコと葱と厚揚げのお味噌汁

鶏のくわ焼き

ニラのお浸し


それに

白菜のお漬け物の残りと紀州梅干し


今日のメニューは和食だ


メニューは決まってる

炊き込みご飯は土鍋で作り時間を短縮



和食、洋食、中華、エスニック、イタリアン



主婦雑誌や料理本を片手に



毎日趣向を変えて出してた


料理が楽しかった



明人は好き嫌い無くなんでも食べる





むしろ食べ過ぎて最近太ってきた
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体で決めてる ©著者:グレコリ

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