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3章:翔の部屋 (2/21)

(う〜ん…マスターって何者なんだろ…)

握り締めた3万円を見ながらしばらく考えてしまった…



(ハッ!翔)


脳内では翔と呼び捨てなくせに、さすがに本人には言えない


わたし「翔くん、翔くん」


軽く揺さぶり声を掛けてみる

反応がない

汗がすごい

着替えさせないと…

クローゼットを開けてみる。ビシッと整理整頓されていた

(彼女?

あ…いないんだっけ?

母親?


う〜ん…本人?)


わたしはスウェットとパンツとTシャツ、タオルを探し出し翔に近寄った



まずはスーツの上着を脱がせハンガーに掛けた



そしてベルトをはずす

はずした手が止まる…


(このまま脱がしたら…見ちゃう…よね…)


翔の眉間にシワを寄せた切なそうな寝顔…

パッと見セクシー


でも、息が荒く本当に辛そうだ



馬鹿なこと考えてる場合じゃない

ズボンを脱がせハンガーに掛ける


ネクタイを外し、Yシャツもパンツも靴下も素早く脱がせ、タオルで体を拭き

パンツ、Tシャツ、スウェット上下の順で着させ、首にタオルを巻いた


そして布団をかける


(他にすることは…

ん〜 水分補給?)


洗濯物を片手にキッチンの方へ向かう

右手にキッチン


左手には,入って右が浴室 左がトイレ、真正面に洗濯機がある6畳ほどのスペース


(キレイだし駅から近いし広いし家賃高そう…新人なのに)

ふと疑問が湧くが

わたしは汗でびっしょり濡れた翔のYシャツとパンツ、靴下をカゴに入れ

キッチンに戻り冷蔵庫を開けてみた


(……………)


ビール以外なんにも入ってなかった…
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体で決めてる ©著者:グレコリ

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