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16章:次鋒
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16章:次鋒
【今村政宗】
対抗戦に向けたトレーニングでは、ほぼ完璧に近い状態に仕上がった。
出稽古に来た俺と同階級くらいの現役日本チャンピオンとのスパーで、4ラウンドフルで打ち勝つくらいに。
ほぼ完璧ってのは、チャンピオン相手にダウンを奪えなかったから、ほぼとしておいた。
それでも練習ではやることをやり切ったと言い切れる。
ジムのトレーナーが当日のセコンドに付いてくれるって言うけど、悪いけれど断った。
REDのスタッフも断った。
セコンドには智也と地元の先輩に付いてもらうことにした。
年末の稼ぎ時で糞忙しいなか店を休んでくれる智哉と、ヤクザの幹部で何かと忙しいのに二つ返事でセコンドを引き受けてくれた保永先輩には本当に感謝している。
智哉と保永先輩は格闘技経験どころかセコンドの経験もない。
二人に付いて欲しいのはセコンドの技量とかそう言うものではない。
前回みないなみっともない試合はもう二度としないと心に刻んだ以上は別に誰がセコンドでも関係ないが、特にこの二人には間近で観て欲しかったんだよな。
敵対する者が例え肉親だとしても絶対に容赦しない。
その覚悟がなければ竹の塚を生き抜くことは出来ない。
そして俺たちは竹の塚を生き抜いて来た。
REDのスタッフや竹の塚の仲間たちも大勢会場に駆けつけてくれる。
勝ち負けは関係ない。
前回みたいな生温い試合は絶対に出来ないし、するつもりもない。
ただ相手を殺し続ける。
それだけ。
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ボクサーでホストだった男の詩 ©著者:南月☆Dieち
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