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10章:美咲の想い
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10章:美咲の想い
【美咲麗汰】
この前
とある女性から相談をされた。
ホストと言う職業柄、女性から相談されることはよくある。
恋愛、家族や友人との揉め事、人生相談やあまり人に言えない複雑な事情とか。
実際ホストクラブに訪れるお客様は人には言えない闇を抱えていたり、病んだ子が多いのも事実。
少なくともホストクラブへ遊びに来てくださる時だけは、お客様に少しでも現実を忘れてもらって楽しい時間を過ごせて頂けることを何よりも一番に考えています。
先日はお客様ではなく、プライベートのグループでたまに飲みに行く女性から相談があるとのことでしたので、営業前に近くのファミレスで会って話を聞いてきました。
彼女はとある男性から思いを寄せられていて、始めは興味が持てなかったけれど、少しずつその男性の本心を知っていくうちに彼女の方もその男性のことが気になり出した。
しかし自分の心の変化とは裏腹にその男性に対して素っ気ない態度を取り続けているうちに、その男性も彼女との距離を少しずつ開けつつある雰囲気を感じてはいるけれど、それでも自分の気持ちを素直に表に出せないことで思い悩んでいた。
いくら仕事上では付き合いのないプライベートの知り合いだとは言え、ホストにこんな相談をしたら駄目だよ…。
ホストだけじゃなく多くの男性に対してもこの手の相談はしてはいけない。
悩んでいる女性ほど落としやすいのは男からしたら基本中の基本で、ほとんどの男は優しい振りしてあわよくばを狙うだろう。
それがホストだとしたら落とすと言うよりももっとえげつなく、地獄の底まで墜とされてしまうかもよ。
結局心の傷はより広く深くなるだけだし、気付いた時に後悔してももう遅い。
すべてが手遅れで戻ることも出来ず墜ちる一方になってしまった女性を数多く見てきたし、実際に今も見続けている。
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ボクサーでホストだった男の詩 ©著者:南月☆Dieち
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