「知ってるかもしれないんだけど…」



目の前にいる友ちゃんは急にコトバを詰まらせながら視線を泳がせる。
明るめの茶色に染められた髪は肩に当たるか当たらないかの長さで毛先がくるんとカールされている。


見た目のジャンルが違うとはいえ、友ちゃんの見た目はピカイチに可愛い。


小さい、巨乳、童顔の三拍子揃っている。








「あ、ん？なに？
てか、このハンバーグ超美味しい」



フラッと入った店のランチ。
とりあえず空腹さえ満たせればいいやと期待がなかった分幸福度が高い。


あ、恋愛も同じだよね。
実は金持ちだった、みたいな。