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45章:別れ
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45章:別れ
大ママは先に席を立った。タクシーまで送ると担当が付いて来た。
「蝶さん…。」
『もう、さよならだね。』
私は一生懸命笑った。
「蝶さんがそう言うなら…。」
『うん、そうだよ。最期に言ってもいいかな?』
あと何分、あと何秒、大好きな貴方の顔を見ていられるのだろう?もうすぐ…終わるよ、私よそれでいいの?良くないよ…悲しいけど、止めてもくれないのなら、もう私は要らない存在みたい。
『◯◯君、たくさんの幸せを有難う、そして迷惑を掛けてごめんね…。』
「いや、そんな事は無いよ…。俺こそごめんだよ。」
『貴方にとってこの出会いが運命や奇跡ではなかったけれど、私にとって、貴方との出会いは奇跡だったんだよ。そして、こうなる事が運命だったんだね。』
「覚えてたんだ…蝶さん。」
『うん。』
頑張って笑いかけた。
「今更だけど、本当に傷付けてしまいごめん。」
『うん、もういいよ。』
「恨まれても仕方ないと思う、許して貰えないかな?」
『許すも何も…貴方にはたくさんの想いを貰ったんだもの、もう怒りはしないし後は貴方を恨んでしまわない様に自分と闘うわ。』
「ち、蝶さん…。」
担当は路上にしゃがみ泣いた。
『ほら〜泣いてちゃ恥ずかしいよ、美男が台無しだよ。(笑)』
なりふり構わず泣く担当の涙を拭いた。
「ダメだ!行かないで…俺に何がしてあげられるかは分からないけれど、せめて側で味方で居させて欲しい。」
『何を言ってるのおバカさんだなぁ〜◯◯君は(笑)また、やきもち焼かれちゃうよ。有難うね、無理しなくていいんだよ、その気持ちだけで充分。』
「どうして?どうして?」
今更遅いよ…。
『さよなら、本当に本当に大好きだったんだよ。』
感情が込み上げて声が震えた。
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