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42章:接見
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42章:接見
3日後、担当と会う約束をした。あれから一睡も出来なかった。泣いて、泣いて、仕事すら出来ないくらい衰弱した。バカな私は大ママにまで心配をかけ、彼女はこれ以上1人にさせられないと話し合いの場にやって来たのだった。
4時間待たせられ、担当がのこのことやって来た。待ちくたびれて帰るのを期待したのだろうと私達は思ったが悔しいので待った。
※担当
「蝶さん、大ママお待たせして申し訳ありません。」
大丈夫よ〜、と女の余裕を見せながら乾杯をし本題に入った。
※大ママ
「◯◯君、私まで来てしまいごめんなさいね、この子が心配で来てしまいました。今日立ち会う事は御宅の社長にはいいましたからね。」
※担当
「そうですか、了解しました。それでね、蝶さん!あれは本当に蝶さんの見間違いだよ。あれは、彼女の彼氏さんであって俺じゃないんだよ。」
『はぁ?何言ってるの?それは◯◯君だったよ。』
※担当
「だから、違うって!」
『どうして、そう言い切れるの?』
※担当
「俺じゃないからだよ。」
このやり取りに2時間を費やし頑として謝らない担当。見ていた大ママな痺れを切らし口を開いた…。
※大ママ
「◯◯君何を言いたいの?蝶の感違いだと言いたいの?その前に言うことがあるんじゃない?」
※担当
「?」
※大ママ
「それも分からないの?」
※担当
「ですから、それは俺じゃないんで!何とも…。」
※大ママ
「◯◯君大丈夫?頭おかしいんじゃない?まず、蝶に謝るところからじゃないの?いつになったら一言謝るのか待っていたけど、俺じゃない、俺じゃない、と2時間言い続けて何になる?少なからず◯◯君から繋がり蝶に送られたメッセージで迷惑してるんですよ、そこぐらいは謝るのが筋ってものでしょう。」
※担当
「蝶さんごめん。でも俺じゃない、俺はそんなヘマしない。」
『ヘマしない?(苦笑)ヘマはしないけど、セックスはしたんだね…。』
※担当
「する訳ないじゃん、俺は枕しないって言ってるじゃん!蝶さん考えすぎ、被害妄想だよ。絶対俺じゃないし彼女は間違えただけなんだよ、どうして理解してくれないの?」
『そうなんだぁー、じゃその女呼んで。』
※担当
「…。」
『間違いなら呼べるよね?すみません、って言われたら和気藹々4人でと飲みましょう。』
※担当
「それは…、だから!俺じゃないから!信じて!」
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