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1章:記憶 (1/2)

1章:記憶

お母さんは夜の仕事をしていた

時計も読めない私は玄関に座って
お母さんの帰りをひたすら待った

お父さんの記憶は

夜眠る時川の字で眠った事

そして夜な夜なお母さんと口喧嘩をしていた事

子供ながらに険悪な雰囲気を察知していたため、私が眠った後喧嘩するのならば私はずっと眠らない生き物になりたいと思っていた事

うつ伏せで眠っているとふざけてyouのおしりーとか言ってポンポンされた事

パチンコ屋さんにお母さんと迎えに行った事

病院にお見舞いに行った事

明日からお父さんはお引越しするからねって言われて出て行ってしまった事

何故だか3日したら帰って来ると思い込んでいたので全然帰って来ないお父さんに電話すると母に猛烈に訴えた事

電話には出てもらえず子供ながらに絶望を感じ、家に行くとしつこく駄々をこねやっと着いたアパートに父の生活感すらなかった事

怒ると怖かった事

例えば本当に怒ると私に目掛けて物を投げる

私が悪い事をすると家から締め出す

体罰もあった
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私の中の5歳児 ©著者:you

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