記憶探しをして二年位たった頃

私は彼に二度目の告白をされた。
観覧車に乗ってる時の話。

「Mはまだ彼を待ってるの」

突然聞かれてビックリした。

「彼の代わりにはきっとなれないけどMが好きだ
彼が一番でいいから側にいて欲しい」

涙が出た。

「あっゴメン
泣かすつもりはなかったんだ
本当にごめん」

「違うの
K違うの」

それしか言えなかった。

凄く嬉しかったしかなかった。