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9章:私の価値。
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その日から、何だか気持ちが切り替わった。
もう二度と行くもんか、あんなとこ。
気持ちが少しずつ明るくなり始め、学校の課題もわかるようになってきて、期日よりも早めに終われる日もでてきた。
過食嘔吐はまだ続いていたけれど、前よりは少し吐く回数は減っていた。
歩くのもやめて電車で通い、夜は課題を早く終わらせて、週末以外きちんと眠った。
そしてキャバで掴んだお客さんも増えてきて
仕事が楽しくなってきた頃
来店してきた、あのホスト。
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