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9章:私の価値。
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思えば気持ちの重さが元々かなり違っていたのかも。
私とりょうちゃんの気持ちの大きさが一緒じゃなかった。
好きで、幸せで、結婚するならこんな人がいいなって
りょうちゃんも、こんな奥さんだったらいいなって言ってくれた。
上手く行ってるはずだった。
私はだいぶ疲れていたんだと思う。
学校では大の苦手な洋服作りに追われ、毎日ヒーヒー言いながら居残りして、家に持ち帰って朝方までやっても終わらない日々なんてザラ。
しょっちゅうわからないから全然進まなくて。
この頃自分の体型にも嫌気がさして、絶食。
プラス電車を使わず重い教材を抱えて家から学校まで歩いて行き来。往復6時間。
鏡に映る自分が醜くて醜くて、家に着いたら着替えて夜中までランニング。
少し寝て5時には家を出て学校へ徒歩で向かう。
わざわざ替えの靴と着替えを持って。
交通費は浮いたけど、今考えるとやりすぎ。
決して太ってはいなかった。
どちらかというと少し痩せてる。
それなのに自分で鏡を見ると許せない。
そして絶食のストレスから過食に走り
太るのが怖いからトイレで吐く。
結果、過食嘔吐。
朝から晩までなんでも食べて、なんでも吐いた。
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