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4章:坂道。 (2/14)

付き合い始めて2週間。



ちょこちょこ遊びに行って、泊まって、その足で学校へいく。



前からあまり帰らなかった実家には、殆ど寄り付かなくなった。


お父さん、お母さん、弟、誰とも全く話さない。


弟は私が中学にあがってから話した記憶がないし、挨拶もない。


昔はケンカしては仲直りしていたけれど、その度に両親が弟ばかりを庇った切ない記憶は、段々接することを遠ざけていった。


父親とも、まともに話もしないし、目も合わせない。



最後の記憶は高校受験の時だったかな。



文化祭が楽しかった一つの高校にすごくすごく行きたくて


だけど成績の悪い私は塾のテストじゃ圏外で、偏差値もかなり厳しくて



それでも絶対行きたい!あそこで楽しい高校生活を送るんだ!って気合い入れて勉強しなおして、合格圏内の安全圏に入った。



塾長も頑張ったね!!このままなら大丈夫じゃないかな!!って背中を押してくれていた中、あった塾の三者面談。



全力で説明した声を遮って放たれた父の一言は



「いやぁ〜〜。コイツは無理ですよ。ハハハッ!」




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何があっても楽しく生きる!! ©著者:le堕天使

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