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1章:なぎさ (12/12)

こうして忙しく楽しく夏休みを全うしたけれど、9月に入れば学校があるから土日しか出勤できないことはわかってた。


高橋さんには学校を隠して相談し、土日のみの了承をもらった。







一か月で貯まった沢山のお金。

高校生が稼げる額じゃない。



買い物も死ぬほどした。


値段を見ずに買うようになった。


百貨店のハイブランドもどんどん買った。


それでもまだまだ余るあぶく銭。





出勤すれば大丈夫。


出れば稼げると思い込んでいた私は、この後ずっとお金の不安に付きまとわれるようになる。



これが色んな風俗に手を染めていく始まりだった。









一番最初は新鮮で明るくて、少しだけ、今だけ!なんて思いながら。



長く続けられる仕事じゃないってのは始める前からわかってること。


だけど目先のお金にとらわれる。


お金があると大丈夫だって錯覚する。一体何が大丈夫なんだ?




自分の道が間違いだとは思わない。

色んな道があっていい。



だけどやっぱりこの仕事を躊躇なく選んだってことは


友達や尊敬できる人がいても、ずっと居場所がないって感じていた気持ちや、たまにくる虚しさや生きる意味を探し続けることに疲れた心を埋めたかったんだと思う。
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何があっても楽しく生きる!! ©著者:le堕天使

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