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3章:〜占い師〜
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勿論、面白くないのはザムとトッシュ。しかし、キラがカッコイイのは周知の事実。
『あの、ファン投票、キラさんのバンドに入れたんです!』
もう女の子達は興奮しまくりだった。
『はい、お待ちの三名さん、こっちのカウンターね』
そこに、動きっぱなしのせいか、少し息を切らせた、小肥りの中年女性が声を掛ける。だが、その三人はキラばかりを気にして、なかなか離れ様としなかったのだが
『えっと五名さんね、じゃ、あっちの奥の座敷を片付けるから、どうぞ』
そう私達にも声を掛けて来たので、渋々とカウンターに行った。
『ここんちな、ラーメンも旨いが、炒飯も旨いんだ』
トッシュがそう解説する。
『そっか、じゃ、俺は餃子付き炒飯セットにする!とにかく腹減った』
ザムがそう言うと、キラもトッシュも同じ物にし、私達は炒飯と餃子は半分こにする事にして、トッシュ達と同じモノとラーメンを頼んだ。
『今日メッチャ感動したぁ!』
お冷やを注ぎながら私が言うと
『まさか、ドラムとベースが入るなんて思わなかった』
とキラが言った。
『どうせ私は役立たず!』
とミュウは拗ねる。
『いやな、良くキラがカラオケで歌ってるから、俺ら耳に憑ちゃってるんだよ』
とトッシュが言った。
なるほど、それであれだけ歌い熟せたのか。
なるほど。
『しかし、俺、一か八かだったよ、だってもしりぃが知らなかったらって思ってさ』
『ちょっと焦ったけど、綺麗な曲だから、バイト先で良くリクエストが入るの。それはそうと、今日フロッピーが使え無かったのが痛かった〜』
思わず本音を吐露。
『次は用意してくれるよきっと!』
と、ミュウに言われたのたが、実は私、もうこれで辞めるつもりで居た。しかし、今はそれを言う空気でも無さそうだったので、敢えて黙って居る事に。
やがて料理が運ばれて来た。
『ヨッシャ、とにかく喰うぞ!』
ザムはさっそくラーメンを啜り始めた。三人共、暫くは無言で食べて居たが、やがてミュウが言った。
『それにしても、あの占い師って何時からいたの?って言うか、なんでりぃあそこにいたのよ?』
そう、私は何故あそこに居たんだっけ。
その時、一瞬だけど、呼び止められた瞬間の記憶が、飛んでしまったかの様な錯覚に陥った。
『あの人に喚ばれたの、リボンのお嬢さんって』
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