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1章:〜ぷろろぉぐ〜
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そこが、どんな世界なのか、そんな事よりも、先ずは今、自分達が何処に居るのか、それが知りたくなった。
『なぁ、道間違ってねぇか?』
後部席からザムが言った。すると、助手席でナビをしているキラが
『いや、この地図通りだ』
と言う。
『でもよ、もう、随分走ってねぇか?』
とトッシュが言うと
『私何だか寒気してきた』
とミュウ。
『ちょっと一旦停めるよ』
私はそう言って、ダートの道の路肩に車を停車させた。
『ちょっと地図見せて』
と、キラから地図を受け取ると、マップルを開いてみた。
『ね、本当はこっちの道じゃないかな?』
確かに、今から向かおうとしてる目的地に、一本の道があったのだが、今、我々の居る道は正規の地図には載ってないらしい。
それよりも、ここが本当に道なのかどうかも怪しくなってきた。
私達が今目指してるのは、とある山中の別荘地。そこに招待されたのは良いが、どうにも道が判らない。
と言っても、別荘地なのだから、そうそう複雑では無い筈なのに、どうしてわざわざこんな複雑なルートを教えて来たのか、不思議だった。
『この別荘地って、あの山の向こう側じゃないの?』
ミュウが、そう言って私の顔を見る。
『うん、確かにそんな感じだよね?』
と、私も4人の顔を見回す。
つまり、マップルによると、今右手に見えている山の向こう側斜面にその別荘地は存在してるのだ。
あの占い師、道を間違って教えたのだろうか?
何と無く不安になってきた。でも、正規のルートに戻るのには、結構な距離を走らなくてはいけないし、その手書きの地図に因れば、もう後10Km足らずで彼の住む謎の住家に辿り着ける事になっていた。
『取り敢えず、この地図で言えば、もうすぐみたいだから、行くだけ行ってみようか』
私は、その地図とマップルを助手席のキラに預けた。
道はずっと一本道の様だし、ダートと言う以外、傾斜やカーブがキツイと言う事も無い。ただ、左側にはずっと雑木林が広がって居るが、右側は拓けていて、山も綺麗に見えるし、所々ではあったが、農家も点在していた。
それに、まだ午前中、日もサンサンと輝いていた。
北関東の山間の村、喉かな農村地帯。私達は、ただ浸すら招待に預かるべく、車を走らせていた。ただ、ホームパーティーの招待を受けたから………
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