2章:吉原 (2/7)

♪♪♪


朝、りゅうからの着信で目が覚めた。


心配だからなんて言ってたけど、本当は面接に行くかの確認。


驚くほど緊張していなくて、
電話でも普通に話ができた。





そして、、
お店の最寄駅に到着。


指定された番号にかけると
優しそうな男の人のが出て、
特徴や着ている服を聞かれた。


車でお迎えがくるらしい。



数分後、
一台の車が私の目の前に止まった。



「こちらから声はかけないので、××のナンバープレートがついた車を見かけたら乗ってください。」




電話で言われた言葉を思い出し、
乗り込んだ。