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3章:父
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私「そ、そうなんですか」
父「私も家内も甘いというのは、わかってるんですが・・・・」
私「とらあえずお金を渡すのは止めて下さい。生活費と言っても、優太君に覚醒剤を買うお金を渡してるのと同じ事ですから」
父「そうですよね・・・・」
私「この約束がまず第一条件です」
父「わかりました」
私「毎週、火曜日と木曜日に優太君の家に伺わせて頂きます」
父「有り難うございます」
私「先程の約束は、絶対守って下さいね」
父「わかりました・・・・」
この人は、絶対に守らないだろうなと思った
優しさは時に人をダメにする
特に親子の間には、愛情があれば優しさなんていらないというより愛情の中には全てが入ってるのだが、今日思ったのは、優太のお父さんの言う愛情というのは、お金という事だと私は確信した
少し優太が可愛いそうになった
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