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89章:〜豊橋雲州・迷い〜 (1/9)

89章:〜豊橋雲州・迷い〜

あの世が何処に在るのか。

いや、宗教によってはその存在さえ、否定するかも知れません。

しかし、あの世は決して遙か彼方ではないのでは?

そう私は考えてます。

昔からよく言われますよね?

何か悪戯をしたり、親の言う殊に従わなかったりすると

天国のお祖父ちゃんが見てるよ!

間一髪で最悪な事態から逃れれば

きっとあの世のお祖母ちゃんが、守ってくれたんだね。

そうなんです。

あの世って案外、直ぐそこなのかも知れません。

もし、遙か彼方だったら、そんなに直ぐには行動して貰えないのでは?

でも、見えないその理由は、次元が違うから。

マジックミラーなのかも知れません。

三途の川。

その存在も、きっと直ぐ身近に在る筈です。

でも、それを見るのも増してや渡るのも、肉体を道連れには出来ないのです。

豊橋雲州氏。

タイムトラベラーなのか、コロコロ年齢を違えながら、それでも一貫して、同じ神社を見、瑠璃鳩とその時々、場面場面を過ごしたようでした。


今回、切りのいい所で、少々短めに、区切らせて戴きました。

怖いシーンは有りません。

ご安心の程、お読み進めて下さい。



そうそう、時折こんな疑問はお持ちになりませんか?

神社とお寺は、相容れぬモノ。

全くの別格だと。



でも、お寺の近くには必ず神社が在り、場所によっては、同じ敷地内に在ったりします。



この次の章は、いよいよクライマックスです。

出来るだけソフトに仕上げるつもりですが、俄かな気まぐれで、辛口になってしまうかも。


如何せん、この私め、の綴り物ですので。

無責任な思惑に、どうか、寛大なご期待を賜れれば、嬉しく思います。



お付き合い下さいf^_^;
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