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5章:〜ミサト〜 (3/6)

このお姉様方、優しいのか、動物好きなのか、愛犬の為にビーフジャーキーを用意していてくれる。

犬は馬鹿じゃない。

私は出来れば避けたいエリアであったが、愛犬は【誰の散歩だと思ってるんだ】とばかり、どうしてもその場所を通りたがる。


ある日、何時もの様に、愛犬に誘導されつつその店の前迄来ると、開いてる筈の扉が閉まってて、その扉には【本日貸し切り】の札が掛かっていた。


愛犬は、その扉の前で座り込むと、きっと何時か顔を出し、自分にビーフジャーキーを与えてくれるであろうお姉様方をひたすら待つ体勢でいる。

【プータロ、ほら行くよ!今日はダメ!】

そうリードを引いても、愛犬は微動だにしない。
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ピンク街の裏通り ©著者:Jude(ユダ)

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