4章:〜タクさん〜 (4/5)

しかし、その商売はあっと言う間に摘発されたらしい。

法律も良く知らず、需要と供給とばかり、結果的には売春行為となったそうだ。

その頃、まだ、20代だったタクさんは、40代後半の女性と同棲してた。彼女は毎晩の様に体をさらけ出し、行為を求めて来たらしい。

そんな事から逆に、タクさんの男性機能がストップしてしまったとか。そうなると、何を観てもなんの興奮もしなくなり、逆にまた、それをビジネスにしたくなったとか。

今度はAVの作成に。
友達三人と一緒に始めたらしいのだが、勿論、モザイク無しの映像。

【あの頃は、拒む女は居なかった】

その豪語が真実だったかどうか、はいずれにしても、ナンパしてはホテルに連れ込み、撮影をしたらしい。モザイク無しではあるが、顔は写さないとの条件で。

かなりのマニアックなプレーもあったらしく、それをあちこちの怪しいお店に置いたら、とても評判が良かったとか。

で、その評判のおかげでまた、御用となった。