着替えて帰ろうとしたら待機席から『ナオさん』と小さな声で呼び止められた。

フリーのお客さんに怒鳴られていた○ちゃんだった。

○ちゃん『ナオさん、今日は迷惑掛けてしまってすみませんでした。』

○ちゃんはさっきの事がよほどショックだったらしく、顔色が悪いし表情も暗い。

私『全然気にしないで？それより○ちゃん、顔色が悪いけど、さっきの事で落ち込んでるんでしょ？』

○ちゃんは再び泣き出しそうな顔をして頷いた。

○ちゃん『あんなに怒鳴られるなんて…ショックでした。それに店長からも怒られて…』

私『は？店長から怒られたって？さっきの事で怒られたの？マジで？』

○ちゃん『はい。ここはセクキャバなんだから触らせなきゃ仕事にならないと言われました。私は触られる事を嫌がったんじゃないです。あのお客さんは無理矢理アソコをこねくりまわそうとしたり、自分のアソコを私に触らせようとしたんです。』