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6章:確信 (2/15)




今日はなかなか寝付けなかった。

時間にしたら、かなり長い時間一緒にいたのにあんなに一瞬に感じるなんて。
しかも…
キスまでしちゃって…


キス、と呼ぶには可愛すぎるけど
発狂しそうになったけど、足をじたばたさせるだけにした。





「あー仕事行きたくない



ちょっと頭ふらつくし。
休みたい…。


気がついたら寝ていた。
朝9時
習慣は恐ろしい




試しに熱を測ると38°
私にとっては高熱だった。


私「やばいな…。どうりでふらつく訳だ。」

恋煩い?恋患い?
どっちでもいーや…



上村「どうしたぁ?」

「ちょっと体調悪い」

上村「珍しいな。風邪か?」

「わかんないけど…今日休みたい。」

上村「わかった。」

「すいません…」




体調不良で休んだのは初めてだった。



紗英「デートどうでしたか」

「最高過ぎて発熱」

紗英「えー



夕方になりチャイムが鳴る。


カメラを見ると、いたのは上村だった。
部屋にあげたのは引っ越し以来


上村「ほら」

いくつか飲み物とインスタントのおかゆだった。



私「ありがと…」


上村は持参した珈琲片手にソファーに座った。
デカイ…
ソファーに転がる私を起こし自分の肩に頭を乗せさせた。



私「好きな人出来たかも」

上村「そっか」

私「うん…。」

上村「昨日、何してた?」


私「村上さんといた。」








私「朝まで…。」

上村「村上さんかよ…。よりによって…。」

私「うん…。だけど…なんもしてないよ」


上村「村上さん、お前の事前から気になってたみたいだからな。」

私「知らなかった。」

上村「いつか…あきらも村上さんに取られんじゃないかって」


私「私も?」

上村「いや、昔の話。仕事もさ、村上さんには勝てない訳よ。」

私「上村さんが?」


上村「お前、知らなかったのか?村上さんて一代で村上建設って会社を築き上げたんだぞ」

私「村上建設…」



村上建設…



私「え″ーっ丸の内にある会社?あのでかいビルの

上村「そ。かなわんよなあ〜。いつまでたっても。お前まで取られるとは。」





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三十路 ©著者:愛希

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