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4章:葛藤 (6/6)





紗英「わかってると思うけどさあ」

私「何が?」


紗英「はまんなよ?」

私「大丈夫だよ。ただの癒しだから、村上さんは」



紗英「ならいいけど」

_-)チラ


私「大丈夫だって。」



紗英「本当のところ、いないの?本気で付き合えそうな奴」

私「いない」

紗英「同僚とか」



んー

私「告白された」

紗英「なんでそいつはダメなのさ」

私「無愛想だから」


紗英「あきらだって無愛想じゃん」

私「村上さんには愛想良いし」

紗英「ずっと無理したいの?告白してきた奴、楽じゃない?もしかして」

私「楽ではないけど、付き合いだけは長い」



紗英「だけど告白してきたんでしょ。本物じゃん」




本物…
確かに。
私が飲みすぎた時、おんぶして家まで届けてくれた。
暴言吐いても流してくれる。



確かに…。
だけど
違うんだよな。
野中じゃないんだよ。


紗英「わかってくれる奴がいいよ?」

私「わかってるよ」




紗英「ちゃんと長い目で見なね」


私「うん…。」





野中



私「わ…」

紗英「何、誰」

私「告白してきた奴」



紗英「見なよ」


野中「まだ怒ってんのか」


紗英「なんかしたの」

私「紗英が言うような事言われたから詮索すんな、って言ったの」

紗英「バカだねえ」



私「キレてはないよ」



「なんとも思ってないよ。今友達といるから」

野中「ならいいけど。明後日ね」


「おやすみ」




紗英「可愛いじゃん。」

私「悪い奴じゃないけど…。なんか違うんだよな」

紗英「村上さんにしか目がいかないからね。」




そうだけど。
出会う順番が違ったら、私がアタックしてる。
嫁より先にね。


わからんけど。


紗英「明日何時待ち合わせ?」

私「まだわかんない。多分仕事終わりかな。」





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三十路 ©著者:愛希

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