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5章:冒険 (5/12)



村上「そういえば門限ありますか?」

私「1人暮らしなんでありませんよね(^-^)」


村上「次、行きますか」

私「是非



会計を済ませ、taxiを拾い乗り込んだ。
他人がいるけど、至近距離で村上さんの隣…
緊張する…。
とてもじゃないけど、見つめる事なんて出来ない。


おばちゃん根性
こういう時に限って隠れちゃうんだから…


村上「ここで〜」

降ろされた場所は
人がとてつもなく多い場所だった。

うわあ〜



思いの外、村上さんは歩くのが早くて、ついてくのがやっと。
はぐれないように、ソッとスーツの裾をちょっと掴んでいた。



その時
こちらを見ずに村上さんは私の手を掴んだ。
しっかりと。

ぎょっ(;゜∇゜)とした。
そんな男らしく…みたいな感じで。

わき目もふらず、突進するかのようにとある小さな飲み屋に入った。
小さな飲み屋が密集した小さな町のようになっていて人をかき分けて歩く。


そこだけ沈黙を守るかのように静かだった。



店主「いらっしゃ〜い」


村上「ども」



店主は私たち2人の姿を確認しただけでスッと背中を向けてしまうけど、かかっていた曲がなんとも古風なというか…私には馴染みのある曲で一気に耳が先に馴染んだ。

だけど店の雰囲気からして自ら入ろうとは思えない。
なんつうか…
本当に狭くて呼吸がしづらいというか…。
あと3人入れば、二酸化炭素の部屋になりそう。

プチパニックだったかも。



私がどんな顔をしているかより村上さんが私を見て笑いたそうな顔をしていた。


とてもじゃないけど、デートで来るような店、ではない。

村上「友人とこの辺うろついていてパッとインスピレーションで入って気に入った店なんです。」


店主「なに、前にも来てくれたん?おおきに何飲む

聞いてたんだ
びっくりした。


村上「山崎の炭酸割りで」

私「じゃあ同じの…」

村上「大丈夫ですか?」


飲まないといられない(笑)





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三十路 ©著者:愛希

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