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5章:冒険 (3/12)





席に通され、上着をかけて着席した。




村上「ふぅ〜。いつお会いしても息がつまるというか緊張してしまいます。女将(笑)」

私「着物がしっくりきすぎているからかもしれませんね。とても素敵な女性で憧れます」


村上「仙道さんも銀座時代、着物着てましたよね」

私「一張羅です(笑)」


村上「初めて上村に連れられてお邪魔した時、仙道さん着物で、電流が走りました。長身でスッとしていて。」

私「誉め過ぎです


汗吹き出そう(;゜0゜)



村上「いや、本当に。また見たくて2回目も上村に連れてってもらったんです。上村が酔い過ぎで、お話は出来ませんでしたが。」


私「先輩連れて、という時はいつもあんな感じで(笑)だらしないですよね」



(^・ェ・)


私「?」

村上「あの、その…」

私「はい?」

村上「上村とは」


私「あ〜。師弟関係です。男女、ではありません♪ただ当時は本当によくして頂きました。」

村上「良かった。」

私「そうですか?」



飲み物やお料理が運ばれてきた。
うちと同じ、コース料理がメインのお店らしい。
それぞれ違う着物をきていて艶やかだった。



私「自前なんですかね」

村上「女将の趣味で中古とかをかなり安く買って着させてると言ってました。」

私「今は洗える着物もありますからね。正絹の着物なんてなかなか着られません。」

村上「難しい事はわかりませんが、着る人次第だと思いますよ」


私「それもありますね」


銀座時代着ていた着物は確かにいい着物だった。
それこそ上村が用意してくれた着物が3着
着物だけで100万とかすると帯はもう少し背伸びした感じのをしていた。


村上「仙道さんのも自前ですか?」

私「一応は。今は実家で保管してもらっています。運ぶの大変でした親も嫌がって




いつもはがさつな話し方や笑い方をするのに、村上さん相手だと自然と言葉を意識してしまう。
きれいな言葉を使いたくなる。

荒んでいたものがデトックスされる感じ。




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三十路 ©著者:愛希

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