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2章:旅行
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まったり歩きながら、夜の街を眺めた。
紗英「楽しい時間ってあっという間だよね〜」
私「また来ようね〜。お互い彼氏連れて」
紗英「だなあ〜。」
部屋に戻り、だらだらした。
日付またいでも語った。
紗英には今好きな人がいる。
ちなみに紗英は介護師で施設で働いていて、チームリーダーの人を好きらしい。
恋ばなも旅の醍醐味だ。
勿論、私の話もした。
付き合いたいとかはないんだけど、ってのを前提に。
相手はなんせ既婚者だし。
別れる為の背中を押してくれた人でもあるしね。
口説かれてはないんだけど。
心の拠り所…
あの笑顔は犯罪級です。
キャーキャー言いながら寝落ちした。
朝8時
とりあえず朝バイキングに行く。
ランチ時間帯には新幹線だからたらふく食べた。
部屋に戻ってゆっくり準備した。
11時チェックアウトして、taxiを掴まえようとしたら支配人が走り寄ってきて「駅まで送ります」と言ってくれた。
紗英「ラッキーだねえ、上村マジック
」
駅まで10分
『ありがとうございました〜。』
支配人『上村様に、宜しくお伝え下さい』
発車まで1時間ないくらいで、お土産を買い込んで喫茶店に入った。
紗英「いやあ、早い。」
私「日常の2日間とはやっぱ違うよね〜」
紗英「明日からが怖い」
私「だけどリーダーに会えるじゃん
」
紗英「それはそれ。また来ようね
」
私「年末年始またいで旅行しちゃう?田舎帰るとかないならさ。」
紗英「良いねえ〜」
さすがに帰りの新幹線は爆睡だった。
上村さんが駅まで迎えに来てくれてうちまで送ってくれて、2人してうちでまた爆睡
どんだけ寝んだよ
ってくらい寝た。
深夜…
お互い同時に目を覚ます。
紗英「喉乾きましたな」
私「乾きましたな。ここんち水しかないけど…」
紗英「ありがたや〜」
(笑)
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三十路 ©著者:愛希
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