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1章:さよなら (10/11)




何が気に入らないとかはなかったんだけど、対人関係をもつのが面倒だった。

中学で仲良くしていた子がいて、同じ学校受けたんだけどその子はわざと落ちた。

名前だけ書いて提出した、と担任に連絡がきた。



呼び出されて、問いただされたのをたまたま通りすがりに聞こえた。


「仙道さんと同じ学校行きたくなくて…」って。





仲良くしていた…と思っていたのは私だけだった。
当時は4人で仲良しで、後々聞かされたのはたまに私抜きで遊んでいたらしい。

そういう時は必ず、私の悪口で盛り上がったそうだ。
それを聞かされたのは、4人の中で1番おとなしい子からだった。
3人は同じ学校に受かり、私だけ誰も受けていない学校になった。



それから、人を信用したくなくなった。
なんなら、同じ学校受けた子は小学校から仲良しだったんだけどね。


女、って怖い。




紗英「あきらってさ。誰かに裏切られたでしょ。」


私「なんで?」

紗英「きっとそれ妬みだから。私がそうだった。私〜高校デビューなの♪」


私「えっ

紗英「好きな男かぶって、そいつが私を好きって言ったらハブられた。それまではどっちを取ろうが恨みっこなし、なんて言ってたくせにさ。したらクラス中が私をシカトしたのね。だから誰も受けてないここに受験したの。死に物狂いで勉強してギリ合格♪悲惨だったよ〜。あきらもそんなんでしょ。だからそんな冷めてんでしょ」


私より最悪だった。



私「(笑)」

紗英「あー笑った


私「降参笑った」

紗英「なんで



私「私の闇より、闇だから」


紗英「酷い…」





私「ごめん(笑)」






それからの仲だ。





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三十路 ©著者:愛希

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