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7章:希望 (2/11)



「あたしが守る。」


親友を守る。
結花に、自分に
そう誓ったあたしは

引き出しから
貯金通帳、
カバンから財布を取り出した。



合わせて、14万。
結花のを足したら、24万。


再来週、ふたりで
産婦人科に行こうと言うと
震えながらも
結花はコクリと頷いた


そして、
いくつかの約束をした。



学校であたしが絵を描いてる間に
結花は自宅に戻り、着替えて
あたしと一緒にあたしんちへ
毎日泊まること。


4月になれば
看護学校の寮へ行くのが
決まってたから
それまでの間は。


何があっても絶対、夕方以降
自宅に帰らないこと。



ほんとは絵なんて
描いてる場合じゃない。


だけど結花は
それは、それ、と
絵を描き上げる約束をさせた。







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らぶ ©著者:obushin

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