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14章:家族 (1/1)

14章:家族

私の大嫌いな父の話をします。

父は毎日飲み歩いてた

夜遅く飲み仲間を連れてきては
朝方までドンチャン騒ぎ…

母はいつもそれに付き合わされ
よく喧嘩をしていた。

父は漁師町で育ちました
8人兄弟の下から2番目…

これは1度母から聞いた話し…
母とおばあちゃんは
嫁姑関係?とても悪かったみたい
です。
母は父と出会った頃
キャバレーで働いていたらしい。
そこのお店で出会ったらしい。

おばあちゃんは父を物凄く
溺愛していた。
なのに…キャバレーなんかで
働いている母を嫁として迎えた
事で亀裂がはしったんだと…
母は言う…。

私の小さい頃は母そっくりな
顔をしてた…

兄は父にそっくりだった。

私は母に似ているって言うだけで
おばあちゃんから
愛情はもらえなかった…
むしろ…母と一緒に存在さえ
無視。

兄はいつも一緒にオモチャ屋さんにいってオモチャだの、お菓子だの買ってもらって帰ってくる…

私は…留守番。

小さくて今程の感情は持って
いないけど…小さいながらにも

悲しみ…苦しみ…
何で私は可愛いがってもらえないの?

何も悪い事してないのに…
って…父の実家で大泣きしたっけ…

母はいつも私を庇ってくれた

でも…父は…
集まった親戚達と…酒盛り。

普通自分の子供が、ヒイキされてるのを感じたら…正すものじゃないのかな?

私はこの歳になっても
父を許してない…

子供の頃に覆った深い傷は
なかなか消せない…。

そんなのもあって母は
お盆に帰省するのを拒否した
年があった…。

母「私とまゆはあなたの実家には帰りません。T(兄)を連れて2人で行ってきて!」

父「何バカな事言ってるんだ!親戚みんな集まるんだ!
ウチだけ全員揃わないなんて恥ずかしいだろ!」

母「まゆがあなたの母親からどうゆう扱いされてるかわかってるの?私達はいきま…」

バチンっ…

母が話し終わる前に…
母は叩かれた…

いつもそう…

気に入らない事があったり
思い通りにならないと力で
何とかしようとする…

私は父が大嫌い…これから先…
父と語りあったり…親子って
言う温かな時間を過ごす事は
なかった…

あの大嫌いな父を産んだ
おばあちゃんも…死んだ…

通夜、告別式には言ったけど
涙なんて出ない…
むしろ…心は笑ってた…

サヨウナラ…
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約束 ©著者:まゆ

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