相川から預かった、群大精神科の神崎への紹介状を薫に見せると、薫は暫く考えてから、受診を決断した。

翌日、早速受診した薫だが、りぃは精神科の受診の仕方を改めて考え直した。

　翌月曜日、二度目の受診の時、前の晩ﾐｸﾞに確認した事を神崎に話したが、やはり神崎は、薫に起こった霊現象についてを病的な事とは位置付けなかった。

精神科を頼れば全てが解決できるのでは？そんな事を考えてていたりぃは、何と無く振り出しに戻された様な気分になっていた。